入院について

急性期病棟

看護師長のメッセージ

看護師長 佐々木 由美子

看護師長 佐々木 由美子

まず患者さまと信頼関係を築き、
あたたかい雰囲気づくりを大切にしています。

急性期の患者さまの中には、ご自身が病気を患っている意識が乏しく、「無理に入院させられた」と思われている方が少なくありません。そこで「看護師と患者」という立場にとらわれず、まず私たちスタッフが患者さまと信頼関係を築くようにし、治療のプロセスを一緒に考え、説明することで、患者さまご自身に治療への参加意識を持っていただくよう心がけています。
急性期病棟は「暴力的で怖い」というイメージがあるようですが、それを払拭できるよう、安全・安心な環境の提供、そしてあたたかみのある雰囲気づくりを大切にしています。
そして他職種からなるチーム医療を展開することで、患者さまの早期退院、社会復帰を後押しいたします。

急性期病棟とは

一日も早い社会復帰の実現に向けて、個人に合った治療方針を作成します。

急性期病棟のメンバー

急性期の患者さまの治療を短期的に集中して行うことを目的とする閉鎖病棟です。一日も早い社会復帰の実現を目指し、医師を中心とした治療チームにより、個人に合った治療方針を作成します。また、病状の経過を見ながらご家族などと面談し、退院へ向けて外出・外泊訓練を行います。山と緑に囲まれた環境の中で、同伴散歩、病棟行事などにも参加していただけます。
高齢社会に伴って患者さまの高齢化も進んでいるため、医師と看護師が緊密にコミュニケーションを取り、日常生活の援助も行います。

当病棟の特徴

  • 豊かな環境

    自然の中に病院があるので、四季を感じ、のんびりとした環境で治療・療養していただけます。

  • 明るいデイルーム

    光がたっぷり差し込むデイルームは、明るくて居心地のいい空間となっています。

  • 楽しむ時間

    定期的にレクリエーションなどを行い、患者さまが楽しめる時間も設けています。

治療内容について

集中した治療と保護によって
病気や症状を改善へと導きます。

  • 主治医による診察

    患者さまの話を聞くことに徹し、考え方の「クセ」などについて、指導が必要と判断した場合はアドバイスもいたします。

  • 主治医による薬物療法

    精神(脳の)疾患に対して、良い効果をもたらす抗精神病薬をきちんと服用していただけるようサポートします。

  • 看護師による日常生活指導

    高齢社会に伴って患者さまの高齢化も進んでいるため、医師と看護師が緊密にコミュニケーションを取り、日常生活の援助も行います。

  • 作業療法

    作業療法士のサポートのより、創作活動(手芸・革細工・陶芸・工作・料理)、卓球、運動、パソコン作業、レクリエーション(ゲーム、パチンコ)などを通じて、意欲の向上、気分転換、対人関係の改善を図ります。

    作業療法

1日の主な流れ

午前

  • 6:30

    起床

  • 7:30

    朝食

  • 10:00

    入浴、
    レクリエーション、
    買い物(火曜)、
    作業療法など

    • 入浴は月曜・水曜・金曜になります。
  • 11:30

    昼食

午後

  • 12:40

    ラジオ体操

  • 13:00

    入浴、
    レクリエーション、
    買い物(火曜)、
    作業療法など

    • 入浴は月曜・水曜・金曜になります。
  • 18:00

    夕食

  • 21:00

    病室消灯

  • 22:00

    ホール消灯

外泊・外出について

  • 主治医と相談後、病棟に申し出てください。
  • 外出の可否は主治医の指示によりますので、ご了承ください。

施設概要

急性期病棟(本館2階)

病床数 40床
対象の方 統合失調症、妄想性障害、パーキンソン症候群、統合失調感情障害、器質性精神病、双極性感情障害、躁うつ病などの疾患に伴い、日常生活に著しい支障を生じており、集中した治療と保護が必要な方
スタッフ体制 医師、看護師、看護補助者、精神保健福祉士、作業療法士

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